僕が見落としていたタイ語の単語を覚えるために大事なこと
สวัสดีครับ(こんにちは!)
わが愛するDeNAベイスターズが好調で野球の結果を見るのが最近楽しいむーだむです。
突然ですが、タイ語学習者および外国語学習者のみなさん、質問があります。
単語ってどうやって覚えていますか?
言語を学習していく上で、単語を覚えるのって基本中の基本ですよね。
英語を学校で習っていたときを振り返ると、毎週一回、単語テストをやらされて、その日の朝だけ電車で単語帳にかじりつく、みたいな日々もありましたよね。
さて、この言語学習における基本と言ってもいい単語学習なのですが、みなさんどのようにやられていますか?
「単語帳を使っているぜ!」「暗記カードを作って覚えているわよ!」などなど色んな方がいると思いますが、おそらく多くの方が使っているのが、単語帳だと思います。
僕も、タイ語の勉強を始めておおよそのアルファベットがわかるようになってからは、「次は単語だうぇい!」と思い、「東進ブックス いちばんはじめのタイ語単語」という単語帳を買いました。
単語はカテゴリーに分かれていて、例文も音声も付いていて「この単語帳は神だ!さすが東進!ありがとう東進!(筆者は元東進の生徒)」と思ってました。はい。
しかしながら、落とし穴が。
それは、
覚えても一瞬で綴りを忘れること。
これには理由が2つあります。
① カタカナにすると同じ音をする文字が複数ある(คとข / ผとปなど)
例えば、あなたを意味するคุณという単語。
カタカナにすると「クン」ですね。
皆さんおなじみ「コップクンカー(ありがとう)」の「クン」ですね。
ぶっちゃけ日本人の僕からしたらขุณでもええやん!ってなります。
なんならนもnの音なので、ขุนでもええやんこのやろう!ってなります。
タイ語を勉強している人にはきっとこの問題がつきまとっていると思います。(笑)
② 声調符号が覚えにくさに拍車をかける(่้๊๋など)
タイ語には中国語でいうピンインのような声調があり、その声調を見て分かるようにするために文字の上に声調符号と呼ばれるものがついております。
例えば、「読む」を意味する単語は、
อ่าน
です。
อ
こいつの上に、ポッキーの袋の下にたまりがちなチョコレート付いてない折れたポッキーみたいな棒が付いているのおわかりでしょうか。
こいつが例の声調符号です。
読み方は「アーン」と読むのですが、このポッキーがついているかついていないかで発音が変わってきます。
しかし、我々日本人てきには、カタカナで書くと「アーン」なわけで、付いているか付いていないかなんてわからないわけなのです!
これが本当にきつい。
というように、「音が同じ文字」と「声調符号」という日本語にはない特徴をもったタイ語に筆者は本当に悩まされてました、というか、今も悩んでいます。
単語帳をひたすら見て書いて覚えるだけでは、すぐに忘れてしまう。
あと純粋に、あんまり楽しくない。
そこで、何か変わった方法で単語を勉強したい、タイ語を勉強したいと思い、思いついたのが、
大好きなタイソングをひたすらに日本語に翻訳する
という方法です。
実際の写真ぼん!
これに関しては、また別の記事について詳しく述べようと思いますが、ざっくりいうとタイの曲の歌詞をリーディングの材料として使い、日本語に翻訳するということをはじめたという感じです。
自分が大好きな曲だから、やっぱり曲にどんなメッセージがあるのか気になるもので、実際一つずつ翻訳していくと、何かパズルのパーツが一つずつはまっていくような感覚を得て、すべて翻訳し終えたころには、「実はめっちゃ悲しい曲じゃん!!!」とか「PVそいういうことね!!」とか、謎の達成感を覚えます。(笑)
それはさておき、実際にタイ語を「読む」という行為を習慣化させた時に、僕はひとつ今まで見落としていたことに一つ気づきました。
それは、
コンスタントなリーディングが実は単語学習において超重要
だということです。
リーディングをしていると、やはりいくつかの単語は何度も登場するんですよね。
僕は、タイ語の曲をリーディングの材料として使っているので、「 เธอ(あなた)」とか「 รัก(愛してる)」とか「 หัวใจ(心)」などの単語が、めっちゃ出てきます。
あとの2つとかは超絶タイソングワードですよね。(笑)
それはさておき、リーディングの機会を増やすことで、単語の綴りを意識的に覚えようと思わずとも、脳が自ずと綴りをなんとなく覚えて、その単語を見た時に、これは「あなた」だ!と判別してくれるんですよね。
思えば、中学で英語を勉強しはじめたときも、英語の授業って、文法の授業と単語の授業だけではなかったですよね。
おそらく、どの学校にも、「リーディング」の授業があったはずです。
なんかザ・アメリカンネームのメアリーちゃんとかトムくんとかが登場するテキストを使った記憶がありますね僕は。
そうなんです、やはり英語を学習しはじめたときを思い出すと、やはりリーディングの機会がたくさんあったんですよね。
実際、単語テストや単語帳でひたすら単語鍛えた印象が強く残っていて、そのおかげで知っている単語が増えていったように思ってましたが、おそらくそのベースにはリーディングがあったのだと改めて気づきました。
何回かリーディングで出会ったことのある単語だから単語帳で出てきた時にすぐ覚えられたり、単語帳でちょっと触れた単語にリーディングで出会って理解が深まったり。
そうなんです。
単語を単語帳だけで覚えていくのは難しい。
故に、学校に通わずにタイ語を勉強している人は、単語帳だけでなく、翻訳がついている記事や僕のようにタイの音楽を使って、リーディングを定期的にすることを強くおすすめします!
まとめると、タイ語初学者が単語を覚えるためのポイントは、「多くの単語を一気におぼえようとすること」よりも「単語の数は少なくとも、その単語に出会う回数を増やすこと」だと僕は確信しました。
そして、その鍵はリーディングにあるのです!
そんなところで終わりにしたいと思います!
次は、今日少し触れたタイの音楽を使った勉強法について書きます!
ではではพบกันใหม่!